8.新橋スマトラカレー！ 【Homeに戻る】
＜新橋駅徒歩３分スマトラカレー＞
■サラーリマンの聖地と言われている新橋駅からほどない所に筆者が昔から通っていたカレー屋さん（スマトラカレー）が ある。
■かれこれ４０年以上も通ったカレー屋さんなので定年退職して埼玉に隠居してからは簡単に食べられなくなったこともあり無性にスマトラカレーが 食べたくなることがある。(いまだに禁断症状が出現する)
■通販でそれらしい物を取り寄せ食べてみたがやはり望みのものとは違いいつもがっかりしてしまう。
■この店のカレーの評価は様々あるかと思うが一度食べると独特なスパイシーな香りが中毒になのが特徴である。
■世の中にはもっと高級なカレーもたくさんあるが食べて１時間もするとまた食べたくなるのはこのカレーだけだ。
＜昔の家カレー的盛り付け！＞
■この香りは昔し母親が作ってくれたカレーにも似ているような気がして何か懐かしい昭和の香りでもある。
■一般的にカレー屋さんでは舟形のお皿にご飯とカレーを分けて盛り付けるが、この店の場合は平らなお皿にご飯を盛り、その上にカレーをほぼ全面的に かけてしまうスタイルだ。この盛り付けは母親が作ってくれたカレーと同じだ。
■カレー屋さんに行くと沢山あるメニューから何を食べるか悩むがスマトラカレーでは悩む必要がない！
■メニューは「普通盛り」と「大盛り」の２種類しかないのである。しかも「普通盛り」が550円と極めてリーズナブル！
＜最速オーダー！＞
■お店に入ると席につき「普通」と言えばすべて通じて２０秒以内でカレーが運ばれて来る。
■狭い店なので客のオーダーを厨房のマスターらしき人が聞いた瞬間に①お皿を取る、②ご飯を盛る、③カレーをかけるのたった３ステップで 処理するから、心の準備をする前にいきなり目の前にカレーが運ばれて来る。
■昼食時などは「②ご飯を盛る」のステップをあらかじめ先行して何皿も用意しておくので「③カレーをかける」の１ステップになるので 更に早く１０秒以内でカレーが出てくるときもある。
■客先との打ち合わせが伸びたりして昼食が大幅に遅れて腹がすいている時などはこのスピード感には感激する。
＜カレーの具が？？＞
■カレーをよく見ると家カレーの二日目みたいに具がルーに溶け込んでいて、具が何なのかはっきりしないのが特徴でもある。
■豚肉らしい小破片があるがジャガイモなどはその姿を見ることができない。
■噂によるとジャガイモは摺り下ろしているらしく、少しざらざらした触感はこのせいかもしれない。
■しかしこのカレーの場合は具などどうでもいいのである。このスパーシーな香のルーとライスとのコンビで完結しているからだ。
■シンプルメニューであるがオプションとして①キャベツ、②らっきょ、③生卵の３種類(各50円)があるがお勧めは①キャベツである。
■このキャベツは厨房でキャベツを刻みボールでドレッシングとミックスするだけのようだがドレッシングのさっぱり感と シャキッとしたキャベツの触感がたまらない。
■会社のＯＢ会などあるときは川崎に行く際に、遠回りして新橋でスマトラカレーを食べるのが楽しみであったが｢Stay home｣で、今年はまだ 一度もスマトラカレーを食べておりません。
<2020.05.25:koba84>