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通勤・通学等での外出時の防災用品リスト

■地震はいつ発生するか分からない。2011年3月11日の東日本大震災では発生時間が14:46で平日であったこともあり 通勤・通学・買い物等で外出中に巨大地震に遭遇し当日中に自宅に帰れない帰宅困難者は内閣府の発表によると首都圏 (東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県南部)で約515万人と言われており、その内東京都では352万人で 全体の68%であった。
■もし今後発生が予想される首都直下型地震が発生すれば例えば東京都では通勤・通学する者が帰宅困難どころか津波や延焼火災に 巻き込まれ被害者になる可能性すらある。特に海岸線近くや住宅密集地に勤務・通学先がある場合はその地域の避難場所や そこまでの避難路も普段確認しておく必要がある。
■このようなことから普段通勤・通学や買い物等で自宅を出る際には最低限の防災用品を所持しておくべきだ。
■防災用品は毎年「防災の日」(9/1)付近になるとデパートやホームセンターで一時的なイベントとして販売されこの時期での 入手は簡単だが時期が過ぎると一部をのこして姿を消してしまう。このため時期に関係なく自分にあった防災用品を選択するには 品揃えの豊富なインターネットショッピングをお勧めする。以下インターネットショッピングで購入可能で筆者がお勧めする 用品を中心に在宅避難に必要な防災用品を紹介する。
■なお、次に紹介する防災用品はもしも外出先で地震に遭遇した際に最低限持っていた方が良いものをまとめたものです。

【表41-1】外出時の防災用品リスト
用品名 用 途 必要数(参考値)

①巨大地震が発生すると広域停電が発生し夜間はもちろん地下鉄・地下街やビルの中でも照明が消えれば非常照明程度 しか明かりが無くなり場所によっては危険で身動きすら出来なくなることが考えられる。そんなときは普段持ち歩く バック等の中に小形の懐中電灯があれば避難行動がとれるので外出時必須の防災用品である。
②軽量・防水対応で電池の消耗が少ないLED式のものが良い。

①小形懐中電灯:1個

①地震発生後の各種地震情報を入手するためには一般的にスマートホンなどのインターネット回線を利用した 各種アプリやSNSを利用する方法が考えれれるが実際は街角に多くあるスマートホンの受信基地のアンテナが 破壊されまた仮に運よく通信出来あっとしても多くの人が同一サーバーにアクセスするため処理しきれなくなり使用できない可能性が大きい。
②こんなときはAMやFMなどの地上波で放送しているラジオを利用して素早く各種地震情報を得て避難行動をとると良い。
③ラジオは小型・軽量の物が良い。

①携帯ラジオ:1台

①緊急用飲料水として常にバックにペットボトル1本分程度の水やお茶を入れておくと良い。 筆者は通勤カバンは小さいのでスリムなペットボトル(350ml)に入ったヘルシア緑茶を愛用している。
①飲料水:ペットボトルのお茶や水1本

①2011年3月11日の東日本大震災では筆者は出張先の箱根で地震に合い川崎の会社に戻るのに大渋滞にはまり苦労した。 途中コンビニで食料を購入しようと思ったが食べられるものは菓子類まで全て売り切れになっており食べ物の棚に何も 無い異様なコンビを見た経験がある。
②大都市で巨大地震が起きれば数百万人もの人が一斉に避難を開始するため水や食料を簡単に手に入れるのは困難だ。そこで 外出する際にはカバンの中に一食分程度のカロリーを得られる携行食料を用意しておくと良い。

①携行食料:菓子類他

①懐中電灯、携帯ラジオの電池及び携帯電話・スマホの充電器用用電池として使用する。
★懐中電灯、携帯ラジオは乾電池、携帯電話やスマホはUSBで充電できる蓄電池式か乾電式のものを用意すると良い。

①乾電池:懐中電灯、携帯ラジオ、携帯電話・スマホの充電用電源用に1回交換できる分の量を用意する。

①大都市で巨大地震が起き地域の行政が大きな被害を受けると行政からの毛布などの支援は すぐには望めない。このため災害用簡易寝袋を持参していれば厳冬期の夜間など毛布程度保温が 可能なので安全な場所があれば仮眠することができる。

①簡易ビニールレイコート:1枚
②防災用簡易シュラフ:1枚
③使い捨てカイロ:2枚

①その他外出時の防災用品としては持病の薬など無いとすぐ困るこのを用意することになるが 個人差があるので各自が考え必要なものを備付けると良い。
②避難地図:通勤・通学等外出時の津波・延焼火災避難地図(自分の通勤・通学経路の主要ポイントでの 避難場所と経路を記載した地図で各自が作成する)
③コンビニ袋:避難する際や避難場所などでトイレが使用できない場合の簡易トイレの代用品とする。
④簡易ビニールレインコート:避難中や避難場所での急な雨対策用として使用する。

①持病の薬など:2日分程度
②避難地図:1式
③コンビニ袋:5枚
④簡易ビニールレインコート:1枚



1.懐中電灯                 一覧表に戻る

■外出時持ち歩く懐中電灯はLED式で軽量・小形のものが良く通勤・通学で使うカバンに常時入れておくと良い。
■次に紹介する3品は低価格・小形・軽量であるがかなり明るいLED式懐中電灯で、筆者は「INFRAY」社の懐中電灯を仕事用と防災用兼用で 常時カバンに入れている。
■LED式懐中電灯にはUSB等で充電する充電式のものと乾電池式のものがあるが、防災用には避難途中で電池切れを起こした際に予備の乾電池と 交換すればすぐに使える乾電池式をお勧めする。USB電源による充電式の場合は簡単には充電できないこととUSB端子付き予備電池(モバイルバッテリー)は スマホや携帯電話の充電に優先的に使用し た方が良い。
■筆者が推奨するLED式懐中電灯は次のとおりであるが Amazonで「LED 懐中電灯」 を検索すると同種の製品情報を得ることができる。なお、推奨する次のLED式懐中電灯の価格はある時点の価格であり、現在の価格は画像クリックしてAmazonの 製品ページで再確認して下さい。

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2.携帯ラジオ                一覧表に戻る

■地震後の余震や被害情報及び行政の支援の進捗状況などの情報を的確にキャッチして飲料水や食料が無くなる前に行政による支援が受けられるか、 受けられる場合はどこで実施しているのか等を確認する必要がある。このような地震後の情報は広域停電や携帯電話によるインターネット回線なども 不通でも放送電波を直接受信できるラジオを利用するのが確実である。
■筆者は外出用には以前からSONYの「SRF-S86/L」を愛用しているが小型ながら高感度で2011年の東日本大震災時は帰宅困難者に なったが歩きながら地震情報を得るのに活躍した。しかし選局がアナログ式のため微妙なダイアル操作が必要であるので、今後購入するなら少し高価 になるがデジタル式のポケットラジオ(SONY製ならSRF-M98/S)がお勧めである。
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3.飲料水              一覧表に戻る

■通勤・通学・買い物などの外出先で巨大地震に遭遇した場合などで避難行動をとる際に特に真夏などでは飲料水が無いと熱中症などに なってしまう。そんなときのために外出する際はカバンに500mlのペットボトル1本程度飲料水を入れて入れておくと良い。とは言えカバンが 小さい時は500mlのペットボトル1本はスペース的無理なら半分程度のペットボトル入り飲料水や自分のカバンサイズに合った水筒に飲料水を 入れて持ち歩くと良い。
■筆者は「ヘルシア 緑茶 スリムボトル 350ml」のペットボトルが持ち歩くカバンに丁度良いので、このペットボトルを水筒代わりに麦茶やルイボスティーを 入れて外出している。 ■筆者が推奨する飲料水や水筒は次のとおりであるが Amazonで「ペットボトル お茶」 「ペットボトル 飲料水」「水筒 小形 軽量」 のキーワードで検索して普段持ち歩くバックの大きさも考慮して好みのものを購入すると良い。
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4.携行食料                  一覧表に戻る

■巨大地震発生で避難を余儀なくされても飲料水と食料は地震が起きてからマーケットやコンビに買い物行ってもたちまち売切れとなり入手は 出来ないと思った方が良い。そこで地震当日分程度の食料は自助努力で普段から持ち歩くと良い。
■食料と言っても外出時にカバンに入れて持ち運べるとすれば日持ちがして軽量で嵩張らない物となるとある程度限られてしまうが 少量でカロリーを取れるものなら自分の好みで決めればよい。
■筆者は「カロリーメイト」や「ソイジョイ」をカバンに常時入れているが、空腹になるとおやつ代わりに食べてしまうことが度々あり 都度コンビに買うと割高になるのでAmazonでまとめ買いしている。
■筆者が推奨する携行食糧は次のとおりであるが Amazonで「カロリー 食品」 を検索すると同種の製品情報を得ることができる。なお、推奨する次の携行食糧の価格はある時点の価格であり、現在の価格は画像クリックしてAmazonの 製品ページで再確認して下さい。
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5.予備用電池                一覧表に戻る

■非常時用予備電池は懐中電灯、携帯ラジオ、携帯電話充電器などの予備電源として普段から備付けるが電池は使用しなくても 自然放電して能力が落ちるので普段の生活で使用する乾電池はこの予備用乾電池を使い、不足したら補充する方法が良い。 但し、常に非常持出し防災用品で使用する乾電池相当部分の数は維持する必要がある。
■代表的乾電池は次のとおりであるが Amzaonで「乾電池」 「モバイルバッテリー」 を検索すると同種の製品情報を得ることができる。なお、推奨する次の予備用電池の価格はある時点の価格であり、現在の価格は画像クリックして Amazonの製品ページで再確認して下さい。

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~~未使用乾電池の寿命~~
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■スマホや携帯電話は電力の消費量が多いので予備モバイルバッテリーは普段定期的に充電量を確認して極力フル充電状態で持ち歩くと良い。なお、USB電源の他 ソーラーで充電できるモバイルバッテリーは災害時に屋外で充電できるので防災用として良い機能である。


6.雨・防寒対策用品            一覧表に戻る

■冬場の夜間などの避難行動では低体温症になるのを防がなければならないが特に十分な防寒着が着用できなかった 場合はレインコート(1枚)と使い捨てカイロ(2~3個)を利用して体温維持を図ると良い。
■簡易レインコートは雨天での災害避難用の他に台風などの暴風雨で傘が使えないときにも役に立つので1枚は常に持ち歩きたい用品だ。
■仕事の出張や旅行などではそれなりの大きさの旅行バックを使う場合は「災害用簡易寝袋(エマージェンシーシェラフ)も持ち歩くと体温維持がしやすくなる。
■代表的雨・防寒対策用品は次のとおりであるが Amzaonで「レインコート 簡易」 「カイロ 使い捨て」 「災害用簡易寝袋」 を検索すると同種の製品情報を得ることができる。なお、推奨する次の雨・防寒対策用品の価格はある時点の価格であり、現在の価格は画像クリックして Amazonの製品ページで再確認して下さい。

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7.その他            一覧表に戻る

■その他の用品として考えられるものを次に掲載するが自分に合わせて無いとすぐ困るものを考え持ち歩くと良い。
 ①持病の薬:2日分程度(普段飲んでいる薬があれば持ち歩く。筆者は降圧剤と
       ロキソニンを常時カバンに入れている。)
 ②避難地図:1式(自分が通勤・通学で通過する特に危険な地域の行政が公表している
       防災マップ等を入手して避難場所を確認しておく)
 ③コンビニ袋:5枚(簡易トイレの代用品やもし怪我をした際にコンビニ袋を裂いたものと
       ペンなどを利用して止血帯の代用とする)
 ④ポケットティシュ:5個程度
 ⑤携帯電話・スマートホン:普段使用しているもの。

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